紅葉深まる長谷寺と門前町を
のんびりハイキング!
平安時代には貴族の長谷寺詣でが盛んに行われ、日本昔話「わらしべ長者」の舞台としても知られる。万葉集に「隠国の初瀬」と詠まれ、古くからの参道の雰囲気を残す初瀬の町を巡る。
長谷寺駅
一日の乗降数は約1000人。地域の人の利用をはじめ、行楽シーズンには関東圏からの利用も多い。改札前では長谷寺までの道順と時刻表の書かれた地図の配布も行う。
與喜天満神社
天照大御神初降臨の地とされる与喜山(国の天然記念物指定)の中腹に鎮座し、菅原道真を主祭神とする日本最古の天満神社。鎌倉時代に作られた最古の木造天神象の木造天神座像(重文、現在は奈良国立博物館に寄託)を有する。
TEL/0744-55-2300
法起院
天平年間創建、長谷寺の開山堂で塔頭の一つ。長谷寺を開き西国三十三所巡礼を始めたとされる徳道上人を祀り、本堂脇には上人を奉安する「上人御廟十三石塔」が建つ。西国三十三所の番外札所。
TEL/0744-47-8032
総本山 長谷寺
四季折々に美しい花が咲く「花の御寺」。晩秋には約600本のモミジが境内を彩る。本堂(国宝)の外舞台からは初瀬の町並みをはじめ、愛宕山や与喜山の紅葉などの景勝を堪能できる。西国三十三所の第八番札所。
TEL/0744-47-7001
時/9:00~16:30(10月〜3月)
8:30〜17:00(4月〜9月)
¥/大人、中・高校生500円、小学生250円
P/あり
時/9:00~16:30(10月〜3月)
8:30〜17:00(4月〜9月)
¥/大人、中・高校生500円、小学生250円
P/あり
町家カフェ 泊瀬長者亭
まちづくりの拠点となる地域コミュニティを有する町家カフェ。地元食材を使った定食ランチが人気だ。ヤマトポークを使った生姜焼きやヒレカツ等をメーンに、日替わり4品がついてボリューム満点。観光資料の配布もあり。
TEL/0744-57-9280
時/10:00~17:00
休/水曜 P/あり
時/10:00~17:00
休/水曜 P/あり
田中屋
長年、寺院に仕出しを行う老舗料理旅館。食事処では四季折々の食材を使った精進料理や三輪そうめんが味わえる。金胡麻と吉野本葛を使って作られる自家製ごま豆腐は、コク深い胡麻の風味とやわらかくなめらかな食感で人気。
TEL/0744-47-7015
時/10:00~17:00
休/不定休 P/あり
時/10:00~17:00
休/不定休 P/あり
総本舗 白酒屋
長谷寺参道の名物草餅。店頭で杵と臼で餅をつき、生のヨモギと自家製の餡を使用。こんがり焼いた表面のカリッとした食感とヨモギの風味を楽しめる。長谷寺詣でのお土産に人気だ。
TEL/0744-47-7988
時/10:00~17:00
休/金曜 P/あり
時/10:00~17:00
休/金曜 P/あり
やまとびとのこころ店
江戸時代に地域の名品と親しまれた「女夫饅頭」を現代風アレンジで復刻。こし餡入りの上用饅頭と酒饅頭で、つぶ餡を挟み込み、ふっくらとした食感とほんのり広がる酒の香りを楽しめる。饅頭に合わせた抹茶も◎
TEL/0744-55-2221
時/11:00~15:00
休/土日、祝 P/あり
時/11:00~15:00
休/土日、祝 P/あり
*この記事は2013年に取材した内容です