天河大辨財天社
- てんかわだいべんざいてんしゃ -
(吉野郡天川村)
役行者が霊山大峯の開山の拠点としたため大峯本宮ともいう。
大峯開山の際、大峯蔵王権現に先立って勧請され、最高峰・弥山(みせん)に大峯の鎮守として祀られたのが天川大弁財天の創祀とされる。
日本三大弁天の一つで平安時代以後高僧貴顕の参詣が多く、特に南朝の崇敬が篤かった。中世末期頃弁才天信仰が盛んになると各地に末社が勧請された。
また、能楽座の伝統でも名高く、芸道の神として尊崇されている。
データ
所在地
奈良県吉野郡天川村坪内107
電話
0747-63-0558
祭神
市杵島姫命(いちきしまひめ)
熊野坐大神(くまのにいます)
吉野坐大神(よしのにいます)
南朝四代天皇の御霊
天之御中主神(あめのみなかぬし)より100柱の神