箸尾駅

駅のある広陵町は「くつ下の町」「かぐや姫の町」などと呼ばれ、同駅は町で唯一の鉄道駅。気になるスポットを巡ってみたよ。

大正７年開業。単線の田原本線のなかで、列車の行き違いが可能な駅は同駅と大輪田駅のみ。

聖徳太子の建立と伝わり、江戸時代には三十石を与えられ、徳川家康から家茂までの朱印状が残されている。

大福寺を含む2町四方に堀を巡らせた平城であったと伝わる。城主の箸尾氏は室町時代の大和国土豪で、筒井氏、越智氏、十市氏と大和四家の一つと言われた。

別名・箸尾御坊。本願寺第八世蓮如上人の開基で、摂津国に建立したのが始まり。現本堂は豪放華麗な江戸時代末期の典型的な大型真宗本堂。

延喜式神名帳に記された神社。明治以前は弁財天とも呼ばれ、地名にもなっている。毎年には、盛大な「戸閉祭」を開催。

大きなかぐや姫が目印の多目的施設では、2010年当時、朝市が開催され、町内生産者の新鮮で安全な農産物などが販売されていました。

みたらしだんご
しょう油ベースの甘くない「みたらしだんご」が人気。継ぎ足しダレの風味が、酒のアテにも合う。

TEL／0745-56-2163
営／9:00～18:00
休／水曜日

（中央）吉野杉の樽酒
昭和39年発売の元祖瓶詰め樽酒。吉野産の樹齢80年以上の甲付樽に肌添えさせ、杉の清々しい香りと味わいが調和する。

（左）稲の国の稲の酒特別純米酒

（右）ふた穂雄町特別純米酒

TEL／0745-56-2026

＊この記事は2010年に取材した内容です