ミステリーゾーン飛鳥駅
西側エリアを探検
石舞台をはじめ多くの古墳や遺跡が点在する明日香村。いまだ解明されていない謎多き古代ロマンの旅に出発!
飛鳥駅
昭和4年「橘寺駅」として開業。昭和45年「飛鳥駅」と改名される。特急電車が停まり、年中観光客やハイキング客でにぎわっている。駅前には観光案内所を兼ねた土産物店や、レンタサイクル店があり観光地らしいたたずまい。4
岩屋山古墳
定7世紀代の横穴式石室(岩屋山式)を持つ古墳。自由に入れるが、暗いので懐中電灯を持っているといい。壁石に触れるときれいに磨かれていたことがわかり、床面には集水のための円形の掘り込みや排水溝がある。被葬者は斉明天皇や吉備姫王の有力説あり。
道標
左 おかてら はせ とふの三祢いせ 道
右 ちわらごセ こんかうさん 道
真弓鑵子塚古墳 かんすづか
推定6世紀後半、飛鳥に初めて都が置かれた時期の円墳とされる。ドーム型の玄室では日本最大級の広さを持ち、羨道(玄室と外部をつなぐ道路)が両側に付く特異な横穴式石室。被葬者は渡来系氏族東漢氏説が有力。現在は保安・保全のため内部の見学不可。
牽午子塚古墳 けんごしづか
推定7世紀後半の八角形墳。巨大な擬灰岩をくり抜いて造った横口式石槨で中央部に間仕切部を削り出す2室の複式構造をしており、追葬を意識して造られたものと考えられる。被葬者は斉明天皇・間人皇女合葬説、川島皇女説などがある。
益田の岩船
謎を秘めた巨石。飛鳥地方に点在する特異な石造物のなかでも最大級の規模。東西約11m、南北約8m、高さ約4.7mの台形。頂部には東西方向に浅い溝状の切込みがあり、その中に2つの穴がある。弘法大師の石碑を据えた台石や天文台、祭壇など色々な説がある。
マルコ山古墳
推定7世紀末~8世紀初。平成16年の調査で多角形墳と明らかになった。被葬者は皇族クラスの人物と思われる。現在は整備され、マルコ山古墳を復元した史跡公園となっており公衆トイレが設置されている。見晴らしも良く休憩ポイントにおすすめ。
cafe ことだま
明日香に魅了された東京出身のご主人が地元の人に味わってほしいと、あえて観光地を避けて店を構える。野菜は飛鳥駅前の夢市場で仕入れ、2週間ごとに変わるランチ内容は、食材の旬を味わえる。
TEL/0744-54-4010
営/10:00〜17:00
休/火曜、第3水曜
P/あり
https://www.cafe-kotodama.com/
あすか夢販売所
出品農家200軒を超える直売所。村内産の安い・新鮮・安心と三拍子揃った野菜や加工品がずらりと並ぶ。午後を過ぎると品数が少なくなるのでお早めに。
*この記事は2009年に取材した内容です