その昔、興福寺から吉野へ修行に来ていた俊快と佐名伝の娘おいのが恋に落ちた。しかし俊快は興福寺へ帰還。娘は失意のうちに身投げ。ある日、俊快は猿沢池で娘の笠を発見。娘の心が笠に乗り移り水底を通ってたどりついたと伝わる。
平成23年(2011)の河川改修により消滅した。
奈良県吉野郡大淀町佐名伝