吉野川の右岸、川に臨む標高188mの台地状地形にある縄文時代から奈良時代にかけての遺跡。
天武・持統天皇がたびたび訪れた吉野宮跡といわれ、近年それを裏付ける建物跡の一部が出土。付近から縄文時代以降の遺構・遺品が出土している。
両岸は巨岩で覆われ、水はエメラルド色をしている風光明媚なこの地は、『万葉集』や『懐風藻』にもその美しさが多く詠まれている。
奈良県吉野郡吉野町宮滝