束明神古墳
- つかみょうじんこふん -
(高市郡高取町)
真弓丘陵東南部にある終末期古墳。対角長(直径)36mの八角形墳。埋葬施設は二上山の凝灰岩をブロック状に加工した約500個の石材を使用した横口式石槨。
築造年代が7世紀後半であること、墳形が八角形であること、石槨の規模が大きいことなどから、天武天皇の皇子で、文武天皇の父にあたる、草壁皇子が被葬者に考えられる。
データ
所在地
奈良県高市郡高取町佐田768
墳形
八角墳
築造年代
7世紀後半
棺
漆塗木棺
石室
横口式石槨
被葬者
草壁皇子か